概要


京都大学原子炉実験所は、「原子炉による実験及びこれに関する研究」を
行うことを目的として作られた、全国の大学、研究所の研究者のための
共同利用研究所です。
主な設備は、熱出力5000kWの研究用原子炉(KUR)をはじめ、臨界集合体
実験装置(KUCA)、電子線加速器、ガンマ線照射装置のほかに、様々な研究を
行うための装置が原子炉棟ホットラボラトリ、トレ−サ棟ラボラトリ、研究棟
などに設けられています。
年々、実験研究の高度化が進み、高精度の機器や設備が必要となっています。また
これらの機器や設備の維持管理、整備を効率よく行うために、
1995年の改組に伴い教官及び技官で組織された実験設備管理部が誕生しました。
その後、年々増え続ける機器などの維持管理に精力的に取り組んでいます。



炉室内全景